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Next民俗学者の島村貴則を迎え、恐怖の正体と民俗学が果たす救いの役割について掘り下げる。民俗学は、公式な記録からこぼれ落ちる人々の本音や非合理的な世俗文化を研究する学問である。恐怖とは、サバンナで捕食者を警戒した人類の本能的な防衛反応に端を発する。ガサガサという音の正体が不明な際、脳は「お化け」や「妖怪」という物語を構築することで不安を解消しようとする。沖縄のユタやマブイ(霊魂)の概念に見られるように、人は災いの原因を特定し、納得できる説明を与えることで精神的な救いを得ている。このプロセスは、現代の事故物件や心霊スポットに対する恐怖の解釈にも共通しており、未知の事象に名前を付けることで秩序を保とうとする人間の本質を浮き彫りにする。
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