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Next活動写真弁士の大森くみこが、サイレント映画における恐怖表現の変遷と、演者としての特異な体験を語る。サイレント時代には「ホラー」というジャンルが未確立だったものの、『カリガリ博士』や『ノスフェラトゥ』といった作品がその先駆けとなった。大森は、泉鏡花原作の『滝の白糸』を演じた際に、観客や現実から切り離され、映画の世界に完全に没入する「ゾーン」体験を経験したと明かす。また、京都の「五大力尊仁王会」での餅上げ奉納で横綱となった経験が、その後の弁士としての活動や運気に大きな影響を与えたと振り返る。伝統芸能としての活弁を海外へ広めるべくイタリアの映画祭へ挑む姿勢や、人間の妬みや嫉妬こそが最も恐ろしいという洞察が、表現者としての深みを浮き彫りにする。
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