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Next小説家・嗣人が、民俗学的なフィールドワークを通じて収集した怪異譚をどのように創作へ昇華させるかを語る。古地図や郷土史を照らし合わせ、怪異の背景にある刑場跡や歴史的因縁を特定する手法は、物語に強固なリアリティを与える。九州の民話は動物にまつわる大らかな話が多い一方、東北は過酷な環境を反映した陰鬱な話が目立つという地域特性も指摘された。怪談や妖怪現象以上に、人間の悪意や逆恨みといった「人間そのもの」にこそ根源的な恐怖が存在する。都市の日常に潜む不可解な人間模様こそが、最も恐ろしい対象であるという洞察が提示された。
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