ゴールドは 6000 年以上にわたり、人類の文明、宗教、経済の中心で不変の価値を保ち続けてきた。古代エジプトやメソポタミアでは、錆びることのない性質から「神の肉体」として権力の象徴とされ、紀元前 660 年頃からは地域を超えた共通の通貨として取引を支えた。ワールドゴールドカウンシル日本代表の戸田淳氏は、近代の金本位制を経て現代では通貨の裏付けとしての役割を終えたものの、特定の国家や政府の信用に依存しない実物資産として、中央銀行や投資家から依然として高い信頼を維持していると指摘する。時代や体制が変化しても、価値を保存したいという人類の根源的なニーズに応え続ける金の存在は、数千年前から変わることなく世界共通の資産として機能している。
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