犯罪心理学者の出口康幸氏が、子育てにおける「子どもを呪う言葉」と「救う言葉」の真意を解説する。子どもが非行に走る要因は、本人の資質よりも家庭環境や親との関係性に深く根ざしている。親が良かれと思って発する「みんなと仲良く」「早くしなさい」といった日常的な言葉も、子どもの自己主張や先見性を奪い、結果として非行の温床となるリスクを孕んでいる。犯罪者との対話から得た知見に基づき、親は自身の「確証バイアス」を自覚し、子どもが親との信頼関係を「失いたくないもの(コスト)」として認識できるような対話が必要である。親の自己満足ではなく、子どもの主観的な現実を理解し、夫婦間で一貫した方針を共有することが、子どもの健全な成長と非行防止の鍵となる。
Sign in to continue reading, translating and more.
Continue