資産運用会社は顧客から預かった資金を専門的に運用するバイサイドの存在であり、証券会社による自己勘定取引とは明確に異なる。1993 年に米国で初めて ETF が誕生した背景には、ブラックマンデー時の市場流動性不足を解消するという目的があった。また、2004 年に登場した現物裏付け型のゴールド ETF は、中央銀行の保有資産がドルから金へ回帰する潮流と重なり、投資家層を拡大させた。インフレやドルへの信任低下に対するヘッジとして、ポートフォリオの 5〜10% 程度に金を組み入れることは、資産防衛の観点から有効な選択肢となる。ステート・ストリート・インベストメント・マネジメントの最高投資責任者である新原謙介氏が、これらの歴史的経緯と投資の原則を紐解き、個人投資家が資産形成において考慮すべき視点を提示する。
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