
松原タニシが、言語学者の墨雄介をゲストに迎え、2 週にわたり恐怖について語るインタビューの後半。今回は、魔女狩りの歴史からルーマニアに残る魔女の存在、キリスト教との関係、ルーマニアの民間信仰であるクレントやモロイについて掘り下げる。特に、風の流れが病気を引き起こすというクレントの信仰や、死者が蘇るモロイから吸血鬼伝説が生まれた背景を解説。さらに、呪文の構造や作り方にも触れ、言語学的な視点から呪文の力を分析する。墨氏の著書「呪文の言語学」と「ロマニコード」も紹介し、ロマ民族の魔術に関する新たな書籍の執筆についても語られる。
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