指揮者の吉田裕史が、イタリアを拠点としたキャリアと戦時下のウクライナ・オデーサでの公演経験を通じ、音楽が持つ普遍的な力と芸術家の使命を語る。音楽は政治やイデオロギーを超え、極限状態にある人々に希望と勇気を与える存在である。吉田は、日本人としてのアイデンティティを武器に、現地の文化や伝統を深く理解し表現することの重要性を強調する。また、オペラという世界共通のプラットフォームにおいて、日本語による「純国産オペラ」を創出することが、芸術大国としての日本の地位向上に不可欠であると説く。自身の経験を次世代へ繋ぎ、音楽を通じて世界と日本を繋ぐ架け橋となることを目指す姿勢は、芸術が持つ社会的意義を改めて浮き彫りにしている。
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