松原タニシが、岡山民族学会理事の木下浩をゲストに迎え、2 週にわたり「忌み地」「忌み筋」について深く掘り下げる。今回は、特に岡山県を中心とした魔物や神が通るとされる「魔物筋」「なめら筋」「縄目筋」といった「忌み筋」の伝承や、不吉な出来事が起こるとされる「月の輪」という土地の概念に焦点を当てる。神社の正面や寺の裏に家を建てるのが良くないとされる風習や、地域に残る伝承が失われつつある現状、そして木下自身が伝承の消失を最も恐れている点が語られる。
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