現代社会における「身体」のあり方を軸に、SNS がもたらす画一的なコミュニケーションと、それに抗うための新たな可能性を考察する。SNS 上のプラットフォームは、ユーザーに同一の機能と社会的な身体を強制することで、承認欲求に基づいた単調な相互評価ゲームを生み出している。これに対し、都市空間や身体の多様性をネットワークの外部として再定義し、技術を用いて身体そのものを拡張するサイボーグ技術などのアプローチが、人間の欲望を豊かにする鍵となる。ゲストの評論家・宇野常寛は、雑誌『モノノメ』第 2 号の特集を通じ、単なる自己強化やパフォーマンス向上を目的とした運動やマインドフルネスとは異なる、世界と調和し他者の妄想を許容する身体の重要性を提示している。
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